販路コーディネータの仕事
メーカー企業の抱える問題として「売る」段階の手前で、 製品自体が完成されていないケースが多くあります。同様に、企業との面談、打台せを重ねることにより、企業内の業務 改善など、根本的なところに問題があることが判明するケースもあります。その場合は、コンサルタント機能を持った販路コーディネータが必要になり、メーカーの販売チャネルの選択やコーディネートを行います。
企業内販路コーディネータは企業の営業指導、営業幹部、販売企画担当、宣伝販促担当、バイヤー、教育担当、経験者、コンサルタント、系列企業指導職等の経験を要し、企業内アドバイザーとして活躍する人もいます。
独立系コンサルタントによる販路コーディネータ業務は、メーカー企業に商品開発、販路選択、マーケティングのコンサルティングを行うことで報酬を得ます。また、販売取引にはメーカー、 販売先、セールスレップ間に締結される契約書があり、その 契約内容、報酬率契約、守秘義務契約、その他法的問題など バックアップオフィスとして、メーカーからアドバイス料を受け取ることもできます。
販路コーディネータの役割
販路コーディネータの主な業務は
1.製品評価(製品の商品力評価、経営力評価、事業遂行能力評価)
2.ブラッシュアップ(商品、販売、販促、技術)
3.販売チャネル決定(販路選択)
独立事業者では上記3点に加えて、セールスレップマッチング助言・指導及びレップマッチングが含まれます。

一般社団法人日本販路コーディネータ協会の認定する販路コーディネータ資格は、上記業務に必要なマーケティングの理論・実践、商品開発・改良から販売促進までコンサルティング手法、商品にマッチした販路(売り先)選定から開拓に至るまで、「売れるものつくり」の提案を行うための知識が習得できます。
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